日本銀行が公表している不動産向け新規貸出額をアップしました。
新規貸出額のPDFダウンロードはこちら→
https://drive.google.com/file/d/13BJjGCJg8rkgpyAJz5RJaMDAyWJh2yEb/view?usp=sharing
こちらは銀行・信託銀行・国内向け外国銀行のいわゆる3勘定合計の四半期ごとの新規の貸出額の推移です。政府系金融機関や信用金庫は含まれません。
不動産向け貸出額の総額からSPC.個人貸家業・地方公社を除いた数字が「法人不動産業」ということになります。
地主が不動産管理会社を設立して、法人が融資を受けた場合は「個人による貸家業」ではなく法人不動産業に分類されます。
見ればおわかりのように新規貸出のピークは2017年3月期です。これ以降、明らかに新規の貸出額は前年同期比でずっとマイナスが続いています。特に個人貸家業は10%超のマイナスになっており、簡単にローンが受けられる時代は過去のものとなりました。
こちらは不動産向けの貸出残高の推移となります。
貸出残高のPDFダウンロードはこちら→
https://drive.google.com/file/d/1sVh1BxHry4_toiRwlxmquRdlaVnRRmin/view?usp=sharing
新規の貸出額がどんどん落ちているのに、残高自体は減るどころかどんどん増加しています。新規の貸出額よりも返済ピッチの方がはるかに小さいからです。
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