愛知県人口10万人当持家・戸建分譲着工戸数

先日愛知県内の市区町村別の新設住宅着工戸数をアップしました。

持家や戸建分譲が多い市はどこだろう、ということで①の表を作ってみました。

①持家・戸建分譲 年間戸数ランキング

順位 市区町村 人口 戸数 公示変動

1 岡崎市 386,962 1,847 1.8

2 一宮市 380,135 1,755 0.9

3 豊田市 425,475 1,664 2.9

3 豊橋市 373,635 1,664 0.0

3 春日井市 307,402 1,664 2.1

人口は2019年1月1日時点の愛知県発表の数字です。戸数は2019年の1年間に着工された持家と戸建分譲の合計です。公示変動は2020年1月の地価公示のうち、住宅地の平均変動率です。住宅着工戸数の1位は岡崎市で地価変動は+1.8%です。豊田、豊橋、春日井は仲良く1664戸ですが地価変動はゼロもあれば+2.9%もあります。

人口の多い市の着工数が多いのはあたりまえ、というわけで人口10万人当りで比べたらどうだろうということで愛知県内の市区町村別人口10万人当持家・戸建分譲着工戸数の表を作ってみました。A4縦で5枚です。

ダウンロードはこちら→ https://drive.google.com/file/d/100qZWGiwNvXBcE_xUW_pxIEGHPSqLZn7/view?usp=sharing

②持家・戸建分譲 人口10万人当年間戸数ランキング

順位 市区町村 人口 戸数 公示変動

1 飛島村 4,570 744 -2.1

2 東浦町 48,981 731 1.7

3 武豊町 43,035 727 -0.7

4 碧南市 72,746 689 1.0

5 高浜市 48,182 683 1.2

人口10万人当の着工戸数のランキングです。1位は飛島村ですが村内のほとんどが市街化調整区域と工業専用区域なので住宅地を購入することが基本的にできません。人口が少ないので着工数がちょっと増えるだけで10万人当戸数が増えるためあまり参考にはならないと思います。東浦町、碧南市、高浜市がベスト5に入ったのは意外です。刈谷市や安城市の地価が上がりすぎてその周辺部が地価に割安感があるため着工数が多いのでしょうか?それにしては地価の上昇はわずか1%台と控えめです。地価がマイナスの武豊町の戸数が3位なのも意外です。これを見ると着工数と地価の相関はあまりないように見えます。

③持家・戸建分譲 人口10万人当 年間戸数 意外!

順位 市区町村 人口 戸数 公示変動

67 東区 80,872 190 6.0

29 刈谷市 152,288 489 3.6

42 安城市 187,803 429 3.0

8 知多市 84,049 604 -0.1

9 豊川市 183,695 603 -0.3

③は着工戸数のランキングと地価変動を見ていて意外!と筆者が思った市区です。

住宅地の地価が6%も上がった東区の人口10万人当着工ランクは67位でビリから3番目です。地価が3%以上上がっている人気の刈谷市、安城市の着工ランクが低いのも意外です。住宅地を欲しい人は多いのに売り地が少ないため地価の上昇が大きいのか、売り地のほとんどが業者による建売か建築条件付分譲地なので結果として地価が上昇したのか、はっきりわかりません。

地価がマイナスの知多市、豊川市がランキング10位以内なのも意外です。地価が下落しているということは家を建てる人、建売を買う人も少ないと思っていましたが違いました。

全体を見て思うのは住宅の着工数と地価変動にはほとんど相関関係がないということです。着工数が多ければ住宅地の取引も活発で地価は上昇すると考えていましたが、下落している方が割安感があって着工数が増えるのか、なにやら訳がわからなくなりました。ただし南知多町や美浜町のように着工数も少ないし、地価も大きく下落という順相関が認められる所もあります。4連休で暇だから作ってみましたがあまり意味のある作業ではありませんでした。

着工数と地価に相関関係がないなら地価公示のために着工数を調べることも無意味であり、国が着工数の公表を4月からやめたのもなるほどですね。

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